簡便にプラズマ診断(計測)を行う方法の1つ、ラングミュアプローブ法。
プラズマ中に探針を挿入し、その電圧電流特性を測定・解析し、プラズマパラメーターを得ることで、プラズマの電子温度、プラズマ密度を診断します。
電流電圧特性の解析についてはデータの解析をご参照下さい。
LPMシリーズは単針型のラングミュアプローブ式プラズマ測定ユニットであり、最も基本的な形状になっています。
専用処理ソフトにより市販の 4象限電源を制御し、処理を自動化することで電子温度、プラズマ密度測定の利便性を最大限に追求しています。
プラズマ診断に関するよくあるご質問を技術相談室:ラングミュアプローブ(プラズマ診断)Q&Aにまとめています。
どのような装置・条件でプラズマ診断を考えているのかなど使用環境をふまえ、プローブ形状や仕様を決定しますので、ぜひお気軽にご相談下さい。
型式 | LPM-100S (直進型) | LPM-100SB (直進屈曲型) | LPM-100RB (回転屈曲型) |
挿入ストローク | 50~500mm (標準200mm) ※500mm以上はご相談下さい。 | ||
最小挿入長 | 50~200mm | ||
接続フランジ | φ70CF (標準) | ||
プローブ材質 | タングステン | ||
プローブ径 | φ1.5mm (標準) | ||
コネクタ | BNC | ||
ケーブル | 3m | ||
保管容器 | アクリル保管容器 |
※直進型はプローブが直線方向にのみ移動可能なタイプです。
※直進屈曲型は直進型に加えて、先端に折り曲げ可能な関節構造を搭載し、取り付けフランジの軸方向から外れた位置の計測が可能になります。
※回転屈曲型は直線屈曲型に加えて、プローブ自体を回転できるようにしてあり、軸に対し円周状の位置を測定できます。
※貸出やデモ等も承っております。→ お問い合わせ
プローブ材質 | プラチナ、その他に変更可能です。 |
RFノイズ対策 | RFフィルターユニット(標準 13.56MHz) ※その他の周波数についてはご相談下さい。 |
位置読み取り | ミツトヨ製TM デジタルスケール |
自動駆動制御ラングミュアプローブ | モーター駆動 ※LMP-100SCAN との併用を推奨 ※回転には未対応 |
変換フランジ | 各種 |
モーター付のラングミュアプローブです。
処理ソフトウェアとの組み合わせにより、希望の測定ピッチ、測定点数を登録するだけでラングミュアプローブの駆動から測定までを全て自動で制御することができます。これにより、より短時間での測定が可能です。
※測定ソフトを追加する場合、別途駆動用PCが必要となります。PCの動作環境についてはお問い合わせ下さい。
PLAZMARK®は、プラズマ中のラジカルやイオンで変色する色材を用いた評価ツールです。
プラズマの処理強度や処理時間に応じて連続的に変色しますので、処理効果を「プラズマ見える化®」できます。
当社で取扱の「ラングミュアプローブ」と「プラズマインジケータ™ PLAZMARK®」について、
それぞれの違いや用途に合わせた適性はこちらのページでもご紹介しております。
プラズマ装置メーカーとして長年蓄積したノウハウで、お客様のご利用環境に合わせたプラズマ計測システムをご提案いたします。
お問い合わせは、お問い合わせフォーム又はお電話にて承っております。
プラズマインジケータ™「PLAZMARK®」の製品詳細については以下リンク先をご参照ください。
株式会社サクラクレパス WEBサイト:https://plazmark.craypas.co.jp
規格品以外にも、特殊仕様の製作も可能です。下記よりお問い合わせください。
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