TLV-02型タイミングリークバルブは、電源が切れてから25秒あるいは45秒後にバルブが開くバルブです。真空経路をゆっくりと大気開放する用途に最適で、停電時などにTMPやRPのオイルバック防止に使用できます。
電源はAC90~260V、またはDC24Vに対応しており、電源が切れると、自動的に遅延大気開放動作を行います。バルブシールはバイトンOリングです。
排気系を大気開放し真空容器を真空保管する場合は、ゲートバルブなどを併用して下さい。
付属の電源コネクターに電源を接続し、電源を入力するとバルブが閉じます。電源を切断し、遅延時間を経過するとバルブが開きます。
(通電30分までの遅延時間は電源入力時間に依存します)
遅延時間は2タイプ、接続口の口径で4タイプよりご指定いただけます。
下図を参考に指定方法より型式をご指定下さい。
使用圧力 | 0~0.3 MPa |
弁座漏れ | 1.3×10-8 Pa・m3/Sec以下 |
使用周囲温度 | 0~50℃ |
取付姿勢 | 指定なし |
フランジ | NW-10, 16, 25, 40 (特別仕様可) |
ガス導入口 | Rc 1/8 (エアフィルター 付属) |
バルブオリフィス | 1.2mm |
Cv値 | 0.05 |
バルブボディ材質 | SUS 303 |
バルブシール | バイトン Oリング |
遅延時間 (30分通電時) | TLV-02-S型 25秒±10秒 (TYP) |
TLV-02-L型 45秒±10秒 (TYP) | |
電源DC入力時 | DC24V 0.22A (突入電流 1.0A) |
電源AC入力時 | AC90~260V 0.07A (TYP) |
質量 | 520g |
規格品以外にも、特殊仕様の製作も可能です。下記よりお問い合わせください。
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